FREE 185H型 -1.8mの長物をそのまま切らずに投入できます-
例えばフルサイズ1.8mの卒塔婆を切らずにそのまま!
寺院でフルサイズ1.8mの卒塔婆を、切らずにそのまま200本以上投入できる大容量焼却炉です。
また、伐採した木や解体木くず等の長物の焼却にも便利にお使いいただけます。
○主な納入先
各工場、建設業、寺、木工業 等
○行政への届出等一切不要にてご利用いただけます!(一部地域を除く)
■焼却能力 49Kg/h
■火床面積 0.42m²未満
○ダイオキシン規制構造基準クリアー
■800℃以上にて燃焼
■助燃バーナー・温度計をフル装備
○横60cm×奥行き70cm×高さ1m85cmの縦長燃焼室で、フルサイズの卒塔婆を切らずにそのまま200本以上同時に投入焼却!
その他、建設業や造園業で発生する長物の木くずの焼却にも大活躍します。
○投入口のみ開いたサイズも横60cm×高さ60cmあり、長物以外の投入も楽にできます。
POINT
「卒塔婆を切らずに焼却したい」
「長物の木くずを切らずに焼却したい」
「なるべく大容量で、燃焼室の背が高い焼却炉が欲しい」
そんなお客様にぜひご使用いただきたいのがFREE 185H型です。
仕様
焼却能力 | kg/h | 49 |
火床面積 | m² | 0.42 |
高さ×巾×奥行き | mm | 4,000×1,600×1,600 |
燃焼室 | mm | 600(横)×700(奥行)×1,850(高さ) (ご要望により変更可能です) |
投入口 横×縦 | mm | 600×1,400(フルオープン時) |
燃焼室容積 | m³ | 0.78 |
送風機V | kw | 3相 200V 0.75kw |
運転重量 | kg | 3,000 |
FREE型の共通特長
フルオープン縦長投入口
投入扉と灰出扉が仕切りなく全て開けることができます。
幅広のパレットのようなものや卒塔婆のような長尺物を切らずにそのまま投入できますので、余計な手間がかかりません。
投入扉のみの開閉もできますので、焼却物の大きさに合わせて投入操作を自由に行えます。
燃焼室は縦×横×高さの寸法変更可能
ミヤビFREE型は、お客様のご要望に合わせて、燃焼室の縦×横×高さの各寸法を変更することができます。
(法律の範囲内である、容積約0.8m³未満になります)
寸法の変更のみでしたら、お見積価格も変わりませんので、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、その他、各仕様を変更可能です。ぜひご要望を詳しくお聞かせ下さい。
燃焼壁は最高使用温度1500℃のキャスタブル
炉内壁は耐火コンクリートであるキャスタブル
(国内メーカーアサヒキャスター CA-13S)を施工しており、
最高使用温度1500℃という高性能なものを使用しています。
約100mmの壁の厚さで施工し、高温での燃焼に十分な耐久性を持たせています。
炉外壁である鋼板は、厚さ6mmを使用し、
各部の補強とあいまって頑強な炉体を形成しています。
その十分な厚みをもったキャスタブル壁と外壁の鋼板により
3トンを超える重量となっています(FREE WIDE型、FREE49型)
ぜひ他のメーカーさんの炉の重量と比べてみてください。
また、キャスタブルと炉外壁である鋼板の間には
25mmの厚さの断熱ボード(シリカボード)を施工し、
炉外壁への高温の伝達を防止しています。
それにより、燃焼室では800℃以上の高温燃焼が行われていても、
炉の外壁の鋼板はあまり熱さを持ちません。
助燃バーナー
燃焼温度を速やかに、常に高温に上昇させるための助燃バーナーを標準装備しています。
燃焼開始時や、湿ったものを焼却する際の低温時にご使用いただくことで、
完全燃焼を行い、無煙焼却いたします。
しかし、バーナーのご使用はスイッチのオンオフで行えますので、
無用な燃料(灯油)の消費をなくすこともできます。
送風機(ブロアー)
燃焼室に空気を送る送風機(ブロアー)を備え、炉内壁数十か所から燃焼用空気を送ります。
このブロアーの働きにより、燃料を使用しなくても、高温で焼却することができ、ランニングコストも電気代だけであれば、1時間の運転で10円程度となります。
サイクロン集塵機
ミヤビFREE型は、サイクロン集塵機を標準装備し、
煙突からの煤塵(灰や火の粉)を完全にシャットアウトしています。
また、ミヤビのサイクロン集塵機は全て、
熱や酸化に強いアルマー加工を施してあり、
しかも内側にはキャスタブルを施工してあります。
これは、耐久性の向上はもちろんのこと、
より高温となるサイクロン集塵機が2次燃焼を促進し、
よりクリーンな排ガスを排出するように設計されたものです。
デジタル連続温度表示計
制御盤には瞬時に確認できる視認性の良いデジタルの連続温度表示計(オムロンK3HB)が標準装備されております。
これは、燃焼室の温度が常に表示され、適切な温度管理ができるうえ、
2次燃焼バーナーも設定した温度で運転管理ができるようになっています。
しかし、特別なボタン操作は一切必要ございませんのでお気軽に温度の確認にお使いいただけるかと思います。