FREE ZERO型 -ミヤビFREE型シリーズの最コンパクトモデル-
ミヤビコンパクト
ミヤビFREE型シリーズの最もコンパクトなモデルです。究極のシンプルスタイルを目指すとともに、耐久性も他のFREE型シリーズと同様、一切の妥協はございません。
○主な納入先
各工場、建設業、寺、木工業 等
○行政への届出等一切不要にてご利用いただけます!(一部地域を除く)
■焼却能力 26Kg/h
■火床面積 0.29m²未満
○ダイオキシン規制構造基準クリアー
■800℃以上にて燃焼
■助燃バーナー・温度計をフル装備
POINT
「できるだけシンプルで、コンパクトな炉が欲しい」
「たくさんは燃やさないので小型の炉でよい」
「安価でも耐久性のしっかりした炉がほしい」
そんなお客様にぜひご使用いただきたいのがFREE ZERO型です。
仕様
焼却能力 | kg/h | 26 |
火床面積 | m² | 0.29 |
高さ×巾×奥行き | mm | 5,000×1,200×1,370 |
投入口 横×縦 | mm | 500×1,200(フルオープン時) |
燃焼室容積 | m³ | 0.41 |
燃焼室 | mm | 500(横)×580(奥行)×1,400(高さ) |
送風機V | kw | 100V 0.4 |
運転重量 | kg | 1,500 |
FREE型の共通特長
フルオープン縦長投入口
投入扉と灰出扉が仕切りなく全て開けることができます。
幅広の木枠のようなものや長尺物を切らずにそのまま投入できますので、余計な手間がかかりません。
投入扉のみの開閉もできますので、焼却物の大きさに合わせて投入操作を自由に行えます。
燃焼壁は最高使用温度1500℃のキャスタブル
炉内壁は耐火コンクリートであるキャスタブル
(国内メーカーアサヒキャスター CA-13S)を施工しており、
最高使用温度1500℃という高性能なものを使用しています。
約100mmの壁の厚さで施工し、高温での燃焼に十分な耐久性を持たせています。
炉外壁である鋼板は、厚さ6mmを使用し、
各部の補強とあいまって頑強な炉体を形成しています。
その十分な厚みをもったキャスタブル壁と外壁の鋼板により
3トンを超える重量となっています(FREE WIDE型、FREE49型)
ぜひ他のメーカーさんの炉の重量と比べてみてください。
また、キャスタブルと炉外壁である鋼板の間には
25mmの厚さの断熱ボード(シリカボード)を施工し、
炉外壁への高温の伝達を防止しています。
それにより、燃焼室では800℃以上の高温燃焼が行われていても、
炉の外壁の鋼板はあまり熱さを持ちません。
助燃バーナー
燃焼温度を速やかに、常に高温に上昇させるための助燃バーナーを標準装備しています。
燃焼開始時や、湿ったものを焼却する際の低温時にご使用いただくことで、
完全燃焼を行い、無煙焼却いたします。
しかし、バーナーのご使用はスイッチのオンオフで行えますので、
無用な燃料(灯油)の消費をなくすこともできます。
送風機(ブロアー)
燃焼室に空気を送る送風機(ブロアー)を備え、炉内壁数十か所から燃焼用空気を送ります。
このブロアーの働きにより、燃料を使用しなくても、高温で焼却することができ、ランニングコストも電気代だけであれば、1時間の運転で10円程度となります。
デジタル連続温度表示計
制御盤には瞬時に確認できる視認性の良いデジタルの連続温度表示計(オムロンK3HB)が標準装備されております。
これは、燃焼室の温度が常に表示され、適切な温度管理ができるうえ、
2次燃焼バーナーも設定した温度で運転管理ができるようになっています。
しかし、特別なボタン操作は一切必要ございませんのでお気軽に温度の確認にお使いいただけるかと思います。